道案内の失敗
今まで私は通りすがりの人に道を聞かれるたび
「地元ではないのですみません」と言って断り続けていました。
しかし最近は人に対する不安が少ないため
次は勇気をだして道案内をしようと思い、先日そのチャンスがありました。
挑戦することで自分の新たな問題に気がつく事になりました。
目印となる建物やその名前を何一つ思い出せない。
後日改めて
案内して欲しいと言われた場所まで自分で歩いてみると、
店の名前だけでなく
自転車小屋などひと目でわかる物も「名前」として記憶されていませんでした。
今まで自分はどうやって周囲を把握してきたのか。
自分自身が道に迷う事は少なかったためあまり考えていませんでした。
道を尋ねてきたその人には結局、方角だけを教えるというお粗末な事に…
人がコミュニケーションの為に言葉を身につけようとするならば、私にはその逆のことが起こっているのだと感じます。
しかし、それらは自然には身につかないにしても
私にも意識すれば出来るもののような気がしています。
次の道案内の機会を成功させるためにも
周囲のものの名前を確認する、この事を新たな課題に取り組んでいこうと思います。