未来に向けて

自閉症スペクトラム/ADHD 心の整理 自分を分析し理解するためのブログ。

その場にあった光の調節

今もたまに失敗する事ですが

何のために電気をつけるのか?
がわかりにくい話


昔から部屋の電気を消し忘れる事が多かったので
よく「電気を消せ」と言われながら過ごしてきました。

注意力も弱いため
消すという習慣がなかなか身につかない子供時代でしたが
消せるようになった後は
「電気をつけろ」と言われる事が多くなってきました。

本を読む時や捜し物をする時
まわりが暗いから明るくして見やすくしよう、
と気づければいいのですが

暗い事、見えずらい事にも気づいていないことがよくあり、
電気がついていれば消す、という習慣だけ出来上がってしまいました。

「消せ」…
電気代もかかる、環境にも悪いし人がいない時は消す
「つけろ」…
明かりがないと見えずらい、生活しずらい時、人がいる時は電気をつける

この事を理解するのに長い事かかりました。
その場に合った光の調節が難しかった。

一度習慣化してしまうと変えるのが苦痛で、
人に注意される度に
以前はずっと消すように言ってたのに…と
傍から見ると屁理屈のような思考に陥っていました。

そもそも環境に対して自分がどう感じているのかを
認識できないと理解できない事で、
20を超えてからも曖昧なままでした。

自己モニタリング力はここ最近成長したと感じます。
ただ無意識で電気の調節が出来る事が多くなったというだけですが
少し感動しながら生活しています。